世界で最も美しい湾クラブ
グランビュー熱海です。
今回の記事の内容は、伊豆新聞に掲載されていた内容になります。
フランスに本部を置く非政府組織(NGO)「世界で最も美しい湾クラブ」への本県・駿河湾の加盟が2日、正式に決まった。メキシコのプエルト・バヤルタ市で現地時間10月30日~2日に開かれた世界大会の中で正式加盟が決定し、現地から同日午前(日本時間)までに県へと連絡が入った。
同クラブにはこれまで25カ国、38湾が加盟し、うち国内からは松島湾(2013年)、富山湾(14年)が選ばれていた。今回、駿河湾が京都府の宮津湾と共に国内3、4例目として新たに加わった。
県によると、世界大会には世界各国の30近い加盟湾から、100人ほどの関係者が集まった。本県からは難波喬司副知事らが出席し、加盟決定に向けてプレゼンテーション。駿河湾の魅力をアピールした。
同クラブは「優れた自然景観を保全しながら、湾周辺地域の観光振興や地域経済の発展・共存を図る」−を活動理念に掲げている。川勝平太知事は2月にフィリピンで開かれた総会で、クラブ加盟の意向を正式表明。5月には加盟の可否を判断する現地審査が西伊豆町の堂ケ島、黄金崎など県内で行われ、7月にパリで開かれたクラブ本部委員の役員会で駿河湾の加盟が内定していた。
正式決定を受け、県は3日午後に県庁本館前で川勝知事らが出席の下、クラブ加盟の記念看板除幕式を行う。